2007年04月03日

王国のバター

トラピスト修道院にはまだ行ったことがない。もちろん、修道院だから中には入れない。
行かずに、何か神秘的なままで自分の中に残しておきたい気持ちもある。
この修道院の名を聞いて思い出すのは、バターやクッキーを除けば、写真家・奈良原一高の「王国」なのである。
白黒の写真。男子修道院の静謐な空気が、緊張感が、ピリピリと伝わってくる写真集だった。
目に手を当てた修道士の姿が強烈だった。

そんなところで作られているバターである。
日本では珍しい発酵バター。ほんのりとした酸味が優しい。
スーパーやデパート、だいたいどこにでも売っている。他のバターと比べると高い。
おいしいのは分っているけど、なかなか手が出ない。
でも、ちょっといいことがあったとき、ぜいたくな気分を味わいたいとき、手に取る。
冷蔵庫の中に、青い缶のバターがある。北海道のプライドを感じるひとときなのである。(編集子)

投稿者 omiyage : 00:22 | コメント (0) | トラックバック (0)

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